褌ガール!

紅一点の職場で健気に褌担ぎしている可憐な私こそが、そう、褌ガールです。

第8回 『Blue』

 

8回目の本日、私のiPhoneが選んだのは・・・『Blue』です!

この曲は嵐3枚目のアルバム『How's it going?』と2ndベストアルバム『5×5』に収録されている名バラードです!今日はそんな『Blue』と私の思い出をお話ししようと思います。

 

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まず、この曲と私の出会い、そして、私がどれだけ”根暗な人間か”ということをお伝えしておきます。

自己紹介の時に述べましたが、中学3年生までピアノを習っておりました。

その頃はもう一人でピアノを弾くのが最高に楽しかったんです。なぜなら、近所に同い年お友達がいなかったから!!!!ね!根暗ガールでしょ!わたくしもも子には弟のもも太郎と、妹のもも恵がいましたが、二人とも近所に同い年の友達がいたので、休みの日は外にいました。はい!ハブ!悲しいね!長女なのに!

だから、幼少期?学生時代?は結構ピアノがお友達でした。

通っていたピアノ教室では、クラシックを習っていたため、個人的に趣味で嵐の楽譜を買ったりしていました。

そんな時に購入した嵐の曲集の中に『Blue』が収録されていました。ちなみにかの有名な二宮ソロ『虹』や、『season』なども収録されており、きれいなメロディの曲多めだったので、結構好きな本です。

 

 

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『Blue』といえば、イントロのピアノだと思いませんか?そこから、Aメロはピアノの伴奏でゆったりと歌い上げられていきます。例えば1番のAメロだと、ピアノ1本の音に対し、声もニノソロ→リーダーソロと、1対1の関係性。これが、切なさを強調しています。ちなみに、ピアノで嵐の曲を弾くとき、ふつうは左手で伴奏、右手で嵐が歌って居るメロディーを弾くと思うのですが、実はこの曲集、弾き語りVer.の楽譜も書いてあったんです!!!!すごくないですか?!

要するに、弾き語りVer.をマスターすれば、本家の音源を流しながら、あたかも自分が伴奏を弾いているような体験ができてしまうのです!(やってることがキモオタの領域)しょうがないんです!友達のいない根暗ガールにはこれがお似合いです!

ということで、『Blue』をマスターしたかった私は、必死に弾き語りVer.の楽譜を練習しました。

 

 

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ちょうどそのころ、同じ部活でサックス吹きのもも花ちゃんと一緒にユニット活動を始めます。(※もも子は吹奏楽部)もも子は打楽器を担当していたけれど、それよりも、私のピアノでもも花ちゃんにサックスを吹いてほしい!という衝動に駆られて、ピアノを担当。さあ、根暗が役に立つ時が来ました!

最初は、aikoの『カブトムシ』を練習し、2曲目にこの『Blue』をもも花ちゃんに託しました。こんな嵐のアルバム曲なんて知らねぇよ!って感じだと思ったのですが、なんともも花ちゃんも嵐をかじっていたのです。

世界の共通言語は嵐なのでは?

当時、(というか今も)移調のやり方がよくわからないのですが、『Blue』で使われている変ホ長調(Es-dur)は、アルトサックスのドレミファソラシドに相当するようで、吹きやすかったのも選んだ要因です。

こう身内ですけど、だれかとセッションするって楽しいですね。

『Blue』を聴くと、中学2年生くらいのクソガキが「この音は違う」だの「もっとこうやって弾いて」だの試行錯誤しながら曲を演奏していた思い出が蘇ってきて、すごい楽しい時間だったな・・・と思うんです。

もも花ちゃんとは、高校から別々になってしまって、成人式に久しぶりに会いました。(それも3年前)それ以来会ってないなぁ。元気かなぁ。。。

 

 

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『Blue』の特徴は、1番と2番の間の間奏が長いという点です。

ふつう曲の進行って、1番終わったらすぐ2番に入るか、短めの間奏挟んで2番行くと思うのですが、『Blue』のそれは、2番から大サビ前の間奏レベルの長さです。そして、2番に突入した後は間奏を挟むことなくサビ2回歌ってメロディックなストリングスが流れた後、また冒頭と同じピアノのメロディで終わるという流れになっています。

この、1番と2番の間の間奏は何を表しているのか。個人的に考えてみました。

 

ズバリ、歌詞の中にある”過去と未来の真ん中で記憶がほどけない”状態を表しているのではないでしょうか!

1番も2番もどの時間軸の出来事を歌っているのか判断が難しいです。「恋はいつか終わるよ」と君がつぶやいていたのは今かもしれないけど、そのあとBメロですぐ

”何度目かの桜の花びらがゆらり風に舞った

時がたっても変わらない想いがここにある

と歌っているので、時間が経過していることがわかります。

過去と未来の真ん中、つまり、今、君と過ごした楽しかった思い出や、「恋はいつか終わるよ」と言われたこと、それから月日が流れていてもどうしても君を忘れられない。そんなもやもやを間奏で表しています。現に、間奏部分だけ転調しており、「音階が上がる=未来」、「2番でもとの調に戻る=過去、今」を表現している感じがしてなりません。

あぁもどかしいね!恋愛って大変ですな!恋愛から程遠い私は、遠い目でこんな考察を書いています。永遠ってそんなもんなのかぁ・・・そっかぁ・・・

 

嵐が歌うから沁みるんですけど、一般的に「逢いたくて 夢で君を抱きしめてみる」ことってあるんですか?夢に君が出てくるくらい好きで仕方ない未練たらたらな男ですね。そんな女々しそうな男は皆さんどうですか?逆に、そんな彼を振る女って何なんでしょうね。どうしてもこういう想像って美男美女でやってしまいがちだけど、そうだとしても、こんなに彼女のこと大好きなイケメン彼氏を振る女って何なんでしょうね。価値観の違い?合わなかったのかなぁ。心中お察しします。次はいい出会いがあるといいね。。。

 

 

 

・・・根暗ガールの余計な妄想がさく裂したところで本日はここまで。

明日もお楽しみに!

 

 

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